ゆと森ブログ

蔵王のブナと水を守る会 ~ブナと水のお話~

先週の日曜日に開催された、NPO法人蔵王のブナと水を守る会主催の「春を食べる会」。

グリーンレンジャーの皆さんから、蔵王の春の恵み山菜の美味しさや森への感謝の気持ちをたっぷりと教わりました。本当にありがとうございます。

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同じ日の午後、会の「水博士」から、~「水を守る」とはどういうことか~という、とても興味深いお話を伺いました。
博士に教えていただいたこと、そのままですが、一人でも多くの方に聞いていただきたいお話なので、レポートさせていただきます。

そもそも、なぜ会の名前に「ブナ」と「水」が一緒にあるのか。

ブナは成長が遅い木で、結実する=成木になるまで50年近くかかり、本格的な成長は100歳から150年間におこなわれるそうです。そのため、そこまで生き残ったブナは大木に生長し、1本につき、40万枚ほどの、とても多くの葉をつけます。

この葉は厚く、硬く、秋になって落葉してもすぐには分解されません。次の年の秋までもとの形を保っている葉が多いそうです。こうしてゆっくりと降り積もったブナの森の土は、踏みしめると驚くほど柔らかく、まるでスポンジの上を歩いているような感覚です。

この豊かな森に降る雨は、スポンジが水を吸収する様に地表にとどまらず、柔らかな土の中へどんどんしみこんでいきます。そして時間をかけてゆっくり水を移動させ、沢や川へ流れ込みます。

日本国内の人工ダムの総貯水量・約300億トンに比べて、ブナの森を主とする「水源涵養林」の貯水量はなんと482億トンだそう。森が蓄える豊富な水の量にとても驚きました。ブナの森は別名「緑のダム」とも呼ばれるそうですが、博士のお話を伺って、正にその通りだと頷きます。

自然を守っていくことは、私たちの普段の生活に、とても深く結びついているのですね。

この日、もうひとつ嬉しいプレゼントをいただきました。

理事さんにお願いしていた「100万人の100万本ブナ募金箱」が完成したのです。森に倒れていた桜の幹の中をくり抜いて、とても素敵な募金箱をつくっていただきました。

最後の仕上げに、屋根を付ける作業。

「春を食べる会」に参加していた、小学生の女の子と一緒に楽しみました。

「100万人の100万本ブナ募金箱」は、早速、ゆと森倶楽部1Fのラウンジに置かせていただきました。


これから、次の世代に豊かな森を繋ぐために、ぜひご協力いただければ嬉しいです。

『蔵王のブナと水を守る会とは』1986年に設立され、今年で25周年を迎えるNPO法人。戦後、伐採された蔵王中腹部のブナやミズナラの原生林を復元するため、森から種を採集し、苗木を育て、荒れた土地に植林をされています。一緒に森づくりの活動をする「グリーンレンジャー」やブナの苗木の親になる「ブナ基金」、「賛助会員」など、さまざまな関わり方がございます。ゆと森倶楽部、だいこんの花は「蔵王のブナと水を守る会」を応援しています。→『蔵王のブナと水守る会HP』



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