ゆと森ブログ

蔵王のブナと水を守る会 part1

3/7 9:30 白石市役所集合。

これから長いおつきあいになる、NPO法人『蔵王のブナと水を守る会』の定例会に初めて参加するということで、少し緊張気味で待っていると、赤いジャンパーを着た山男風のワイルドな方が笑顔で声をかけてくれました。挨拶も早々に、活動の本拠地である、南蔵王山中のログハウスへ移動。

メンバーの皆さんでセルフビルドで建てられたというログハウスは、子供の頃、夢に見ていた基地のような、どこか懐かしく温かい空間。おしゃれな薪ストーブがあったり、2階に上がるための梯子やロープ、クライミングホールドがあったりと、大人も子供も楽しめる仕掛けがたくさんありました。

『蔵王のブナと水を守る会』は1986年に発足し、今年で25周年を迎えるNPO法人です。南蔵王にかつての森を復元しようと、ブナの苗木を育て、植林活動を行っています。

東北のブナというと白神山地や朝日連峰などを思い起こしますが、戦前まで、南蔵王一帯はブナやミズナラを主体とする落葉広葉樹の森だったそう。戦後に土地開発のため、伐採がはじまり、伐採された土地はそのまま荒野へと変わる。この悪循環から森を守るため、会を発足されました。初めは、数少ない賛同者の私有地で植林実験を行い、データを蓄積。失敗の連続だったそうですが、熱心な研究により1993年から本格的な植林が出来るようになったそうです。1998年には、貴重な自然環境のために広く一般の方々からの支援を募って土地を買い取り管理して後世に残す「ナショナルトラスト運動」により、7反の土地を購入。苗木を育て、植林する活動をコツコツと続けられています。

説明の後、実際の植林地を案内してくれることになりました。

ところどころ深雪の残る森のなかをスノーシューで移動。1.5m~2mほどの苗木ゾーンに到着。

会の名前からブナだけを植えているのかと思ってましたが、ハンノキやミズキ、ミズナラなどの苗も植えられていました。木には陽樹と陰樹があり、ハンノキを代表とする陽樹は成長スピードが速く、土の栄養素を蓄えたり、陰樹で成長のゆっくりなブナ、ミズナラの風よけ、雪よけをしてくれる効果があるそう。植林の後も、下草刈りや間引きなど、ブナの成長と向き合う日々が続きます。

といっても皆さんいたって楽しそう。理事の方をリーダーに木の名前を勉強したり、繭のぬけがらやマンサクの花、コブシの蕾を見つけ、まるで宝物を見つけた様に歓声があがります。森が好きだからこそ続けられる活動なのですね。

『蔵王のブナと水を守る会』さんは、苗木を育てる畑の不足や活動資金の不足などに直面されています。

ゆと森にいらっしゃるお客様が一番感動されることは、森がすぐそこにあること。この素敵な環境をずっと守っていけるように、森のために出来ることは何か、探していた時にお会いできました。これから会の活動にも参加させていただきながら、長いスパンでご協力できることを模索しています。

「賛助会員」や「正会員」、活動を共にする「グリーンレンジャー」、「ブナ基金」など、さまざまなかかわり方があります。

ご興味のある方は、ホームページをご覧いただければ幸いです。

→『蔵王のブナと水を守る会ホームページ』



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