立春の2月4日、「寒ざらしそば」に使用する玄そばの引き上げが行われました。
「寒ざらしそば」とは、冷たい水に浸けこみ、寒風のもとで乾燥させた玄そばを原料としたそばのこと。
冷たい水に浸けることにより、甘みが増すといわれています(野菜が寒さから自分自身を守るため、
糖度が増すのと同じ理屈だそうです)。
大寒の1月20日に沈めた玄そばを引き上げに、圧雪車で白石スキー場近くの沢へ出発しました。
すっかり雪に埋もれた沢。流れがあらわれるまで掘り返します。

冷たい水の中から、袋に入った玄そばを引き上げます。もともとの重量は合計630kgだそうですが、
水を吸ってさらに大きく重くなっているようです。運び上げるのもたいへんな重労働!
そば店の皆さんが手ずから作業をされています。

↓水を吸ってふくらみ、中の実が出てきています。ひとくち食べると、ほっくりしてほんのり甘みが。

引き上げた玄そばは雪上車に積んで持ち帰り、寒風にさらして乾燥させます。
右側の方が、中の実がより多く出ていて白っぽく見えます。

この玄そばは石臼でひいて粉にし、「寒ざらしそば」の原料となります。
寒ざらしそばは3月上旬に提供される予定だそう。
これだけ手間暇のかかったお蕎麦が、美味しくないわけがありません!
提供するお店は「白石興産」さんのHP http://www.u-men.co.jp に掲載されているので、
ぜひ召し上がってみてくださいね。
